2004年11月27日

障害福祉、1割自己負担で2011年度給付額1割減・厚労省試算

NIKKEI NET:経済 ニュース

障害福祉、1割自己負担で2011年度給付額1割減・厚労省試算
 厚生労働省は26日、障害福祉サービスで利用者に1割の自己負担を求めるなどの見直しを進めると、2011年度に給付額が1兆3900億円程度となり10%ほど圧縮できるとの試算をまとめた。ただ制度を見直しても伸び率は年約5%に上る。

介護保険制度の見直しで、65歳未満の障害者にも介護サービスを給付する議論がある。実現すると、別の推計では障害福祉サービスの給付額のうち6割程度が介護保険に移る見通し。

 試算は同日開かれた社会保障審議会(厚労相の諮問機関)障害者部会に示した。2003年度に約9000億円だった在宅や施設の障害福祉サービスの給付は、現行の伸びが続くと2011年度には1兆5500億円に増える。事業内容を見直した上で、現在は所得に応じて払っている利用料を原則1割の自己負担に切り替えると、1兆3900億円程度に抑えられる見込みという。 (21:00)