2003年12月17日
厚労省 知的障害者グループホーム 補助金2割減を撤回
12/17 毎日新聞(夕刊)
重度の知的障害者が地域生活を送る「グループホーム」への補助金(支援費)を厚生労働省が約2割削減する案を示している問題で、同省の高原弘海障害福祉課長は17日、知的障害者の関係5団体との説明会で「すべて2割カットすることはやめたい」と削減案を撤回した。高原課長は「グループホームヘの単価を一律に引き下げることは問題があり、もうやらないつもりだ」と述べる一方で「引き続き障害者に対するサービス量を確保するために運営上の工夫を検討したい」と含みを残した。
一方、障害者団体からは撤回に至るこれまでの経緯について「削減で最も影響を受ける小規模の事業者や入居者が全然知らされていなかった」などと、厚労省の姿勢を批判する声が上がった。
同日朝、同省玄関前には、全国から300人以上の障害者が抗議に集まり、「重度の知的障害者は入所施設へ行けと言うのか」などと訴えていた。【須山勉】